10/25:追記

ふと、Luna蓬莱の薬をプレイしていたときの経験を思い出してみる


ラスト22秒当たりで始まる全方位ばら撒きの気合い避けに入って、スペル獲得を目指す時になると
カウントダウンのあの音がスペルカードの終わりを告げる事を切に願うようになるはずだ。
そして、「ひょっとして今回で取得できるんじゃないか?」という希望から、心音が高鳴って来た経験は誰にもあるはずだ。
逆に、スペルカードのカウントダウンを示すあの音が、心音に重なって聞こえてしまうこともありうるだろう。
(そして、そういう時に限って心に隙ができて、ディゾルブとなってしまう訳だが)


そう、1970を語る上で自分の心臓が奏でる鼓動という、原始的なリズムを忘れる事はできないだろう。
緊張の一瞬、その時に高鳴る心臓は、生きていれば誰しもが経験するもののはずである。
自分が今を駆け抜けている証、生きている証拠、この心音と1970のリズムがいつの間にかリンクし、
いつの間にか魂が幻想空間へとVoyageすることになってしまう。
外から入ってくるリズムではなく、中から湧き出るリズム、この要素が我々に与える影響は小さいはずがないはずだ。


"果てる事のないゲームにも 終わりが在るのを知ったのは 
  逆立ちして歩いた せいだろうか?"