冥土行進曲

YSさんの夏コミ頒布予定作品ですが、前述のとおりとらのあなにて先行委託されています
ジャケット、スリーブに関しては手にとって見れば、手間隙をかけていることが
一発で分かるので、感想を読むよりも現物を肉眼で拝んでください(をい)
楽曲については例大祭で製作されたDisk1に加え、投票によって選ばれた曲が中心のDisk2という
大盤振舞い以外の何物でもない作品に
(しかし、投票で選ばれた楽曲の約半数が初聴きだったり)
冴え渡る変拍子に千変万化する音の色彩がやはり良いです


中でも自分が衝撃を受けたのは32:09という長編アレンジとなった永夜抄鋼琴六重奏です
"自ら主張するわけでもなく、そこに置いてある"音楽のはずなのに
意図せず"自ら歩み寄ってしまう"音楽となっている
これは"音の魔術"とでも言うべきでしょうか
(一定形の反復と漸次変化によって生み出される高揚感は、Trance音楽とも通ずるところがあるかも知れず)
コメントにもあるとおり確かにこの一曲は麻薬かも(苦笑)


いや、本当にBravoですよ
思わず「なんじゃこりゃあ」と叫んで殉職してしまいますよ